古代イスラエルの墓地
古代イスラエルの墓地

復活について

 

「キリストが十字架の後に復活した」という話は、多くの人が聞いたことがあるのではないかと思います。

 

ただ、その話をすんなり信じることのできる人が、どれくらいいるでしょうか。

 

何しろ、「復活した」という話自体、他では聞くことのないものなのです。

 

けれども、聖書的には、復活がなければ困ります。

 

復活はもちろん死からの復活ですが、死は罪に対する罰です。

 

ですから、復活とは、私たちすべてを支配する罪と死にキリストが打ち勝ってくださったということなのです。

 

 

 

それが事実であるかどうかについては、状況証拠でしか語ることができませんが、キリストの復活を全く信じておらず、キリストを見捨てて逃げ出してしまった情けない弟子たちが、復活の後には、殉教をも恐れない者に変えられ、世界中に出て行って、まさにキリストの復活を証言し、キリストの教会を建てていったということは事実です。

 

復活でないとしたら、一体どのような出来事が起こったのでしょうか。

 

 

 

もとより、聖書には、神は天地万物を創造されたと書かれています。

 

天地を創造することに比べれば、死者を復活させることは容易でしょう。

 

「復活」は「創造」ほどには信じがたい話ではなさそうです。

 

事実、「無からの創造」は、聖書以外にはどこにも見られないものなのです。