
キリストは礼拝についてどのように語っているでしょうか。
「まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である」(新約聖書・ヨハネによる福音書4章23節)。
これは、キリストがサマリア人の女性に対して語りかけた言葉です(添付の画像はその時の状況です)。
キリストは、霊と真理をもって礼拝するのがまことの礼拝であると言いました。
その理由は、「神は霊である」(24節)からだとされています。
そしてもちろん、「真理」は神にあります。
しかしそうなると、神と同じレベルにならなければ礼拝できないのか、と思ってしまいそうです。
この福音書では、「肉から生まれた者は肉である。霊から生まれた者は霊である」(3章6節)と言われていました。
私たちはもちろん、「肉から生まれた者」に違いありません。
私たちが、霊と真理をもって礼拝するには、私たちは「新たに生まれなければ」(3章3節)ならないのです。
私たちにはそんな力はありません。
キリストは、神がそれをしてくださると言っているのです。
力ある神が、見えないところで働いて、私たちを新しくしてくださり、まことの礼拝ができるようにしてくださる。
礼拝は、神がリードしてくださる出来事なのです。
ですのでここでは、その「時が来る」という言い方がされています。
自分自身を神にゆだねましょう。
神が私たちを引き上げてくださいます。
神は私たちに、まことの礼拝をささげさせてくださいます。
キリストは、私たちにそのことを約束してくださっています。